2009年7月3日金曜日

エルピーダに公的資金

エルピーダメモリへの公的資金注入が決定 - スラッシュドット・ジャパン

>どう考えても利益を出す見込みがないJALに惜しげもなく税金が突っ込まれるのは、 政治家や官僚のご子息が多数コネ入社なされているからだ、という紛れもない事実がありますが、 再建プランもないエルピーダがこれからもずっと政府に頼っていくつもりなら、 国から公的資金を注入してもらうためにホントに単なる天下り企業と化してしまいそうな。

>DRAMを設計から製造プロセスまで開発可能なメーカーはSumsong, Micron, Elpida, Hynix(, Qimonda)しかないはずです 他のメーカーは設計データからプロセスまで含めてライセンス生産しているか、ライセンスされたプロセスを使って 設計メーカーの製品も製造しているだけ(製造プロセスだけのライセンスはないはず) ではなんでこれらのメーカーを国家を上げて守るかというと、儲からないときはそれこそ赤字を垂れ流す一方で 儲かりはじめると笑いが止まらないほど儲かったんですよ、これまでは(これからもそうかは、わかりません) しかも規模が大きいのでメーカー自体はもちろん、その関連会社も含めて大人数を抱えているという事情もあります 中でも露骨に国家が支えてきたのはHynixですが、日本でも4月までダンピング行為に対する相殺関税 [meti.go.jp]を掛けていました その一方で日本は、他国と比べると国家からの支援が無いに等しい状況で闘ってきました(そしてElpidaだけになった) 潰してしまうのは簡単ですが、上記のような状況も考えて決めないと禍根を残すことになるやも知れません

>「自力再生できないなら潰れる方がいい」とのたまう金融馬鹿がいるようですが、バブルを起こして破綻した金融関係社がきっちりとした清算をやってから言って欲しい。

>> 薄利多売でしかやっていけないような経営方針を今後も続けていけばまた同じ事になるだけなんですけどね。 これやっているのが、主に韓国のメーカである事をご存じですか? 日本から半導体製造装置を買って、やたらめったら大量生産して市場を潰したがために、 日本でのD-RAM製造が立ち行かなくなったのです。

>こんな少ない額では不渡り回避はできても、経営の建て直しはできないのだから、口出しできるわけがない。

>問題は「数年後、メーカーが絞られて寡占化した状態でも同じことを言えると思う?」ってコトだよね。

>DRAM屋は、血を抜かれながらマラソンをしている状態。 必要なのは生き残るため血(現金)であって、刹那の身の軽さと引き換えに手足(人員)を捨てるのは、最もやってはいけないことだ。 しかも、技術的な面ではジリジリとリードを広げられそうな大事な局面なんだ、人なんて逆に増やしても良いくらいだ。

>>大手のうち一つが潰れれば解消される 残念ながら、Qimondaが潰れても解消されなかったわけだが・・・

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